2025年若手研究員海外渡航支援費の募集について

2025年4月6日
日本動物行動学会 会長 中田兼介

【支援目的】
動物行動学分野で活躍している若手の研究者に対し、海外で開催される国際学会・会議に参加するための渡航費・参加費の一部を助成することで若手研究者の経済的負担の軽減を図る。日本の動物行動学の成果を国際的に周知するとともに、若手研究者の海外での研究者ネットワークづくりを支援することで、将来動物行動学と日本動物行動学会の発展に資する研究者を育成することを目指す。

【支援対象者】
日本動物行動学会の会員(海外在住の会員も対象)であり、学会参加時に博士後期課程在学中の院生、もしくは博士号取得者で常勤職(テニュアトラックを含む)に就いていない者とする。特に研究費(競争的資金)が少なく、支援の必要な研究者を優先して支援する。

【対象となる国際学会】
対象学会は特に指定しないが、行動学・行動生態学関連のInternational Ethological Congress (Behaviour)、もしくは、International Society for Behavioral Ecology Congress (ISBE)への参加予定者を優先する。また、発表数の多い大規模な大会への参加者を優先する。2025年は、国際学会の会期が2025年4月1日〜11月30日について支援する。なお、2026年は1月までに応募を開始し、国際学会の会期が2026年1月1日〜11月30日の学会参加を支援する予定である。

【支援金額】
一人あたり上限30万円(航空券代、宿泊費、学会参加費、ビザの申請費用、海外旅行保険)を支給する。原則として年間2人を支援する。

【支援者の義務】
渡航後に、航空券等の半券(もしくは搭乗証明書)と領収書、宿泊・参加費・ビザの申請・海外旅行保険の領収書の写し、学会で発表したことがわかる講演要旨の表紙と渡航者の名前がわかるプログラムページの写しを提出すること。学会終了後に領収書の提出を持って、支援金額を支援者の口座に振り込む(領収書がない場合は支給不可)。また大会記を兼ねた報告書を提出すること。報告書はMailNewsと学会HPで公開する。

【申込書類(様式自由)】
履歴書(学歴、職歴、研究歴含む)、参加予定の学会と前回の参加人数(わかれば)、大会HP、開催日時と場所、発表タイトル、日本動物行動学会の会員歴、日本行動学会大会での発表歴(発表者名、発表タイトル、発表日時、ただし、共同発表者による発表の場合は除く)、過去3年間の競争的資金の有無(不採択の申請歴も含む。日本学術振興会への応募歴も含む。)

【申込〆切】
2025年5月7日

【申込先】
日本動物行動学会事務局あて電子ファイルで申し込んでください。
office.of.jet[at]gmail.com

【選考結果】
運営委員会での選考が終わり次第、結果をメールでお知らせします。

応募要項PDF版