日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジーの伝統を踏まえつつ、行動生態学、生理学、動物社会学、心理学、遺伝学、進化学、数理生物学など、動物の行動に関するあらゆる分野に開かれた学会です。対象となる「動物」も、虫、鳥、魚や、ヒトを含む哺乳類はもちろんのこと、パソコンにすむ人工生命まで含まれます。 学会大会を年1回開催しています。工夫をこらしたポスター発表を中心に、口頭発表、ビデオ発表、ラウンドテーブル、シンポジウムなどで、活発な討論が繰り広げられています。学会誌(英文学術雑誌)として、『Journal of Ethology』を年3回発行しています。この学会誌は2000年からはSpringer-Verlag社から出版されることになりましたが、編集はこれまで通り学会の編集委員会が行ないます。このほか、会員への通信として『Mailnews』を随時発行しています。 世界のトップレベルの研究を推進していますが、若い会員が多く、動物の行動に興味のある方なら誰でも楽しめる、格式張らない学会です。
2022年度動物行動学会賞・日高賞の公募がはじまりました(締め切り5/13)【PDFファイル】。ふるって御応募ください。
応募書類の書式ファイルは以下からダウンロードしてください。【行動学会賞】【日高賞】
日本動物行動学会会員の皆様
重要なアナウンスがあります。
来年度大会の日程が変更になりました。新しい開催期間は、
2022年11月22(火)―24(木)
です。会場は福岡県春日市駅前のクローバープラザです。
以前の日程(11/1-3)では予定していた会場が確保できなかったのがその理由です。急遽、おなじ月に代替会場を確保いただいた九大理学部のご尽力に感謝申し上げ、運営委員会は会期変更を受け入れることにしました。祝日を挟み平日が2日入る日程となるため、皆様には何かとご不便をおかけするかもしれません。新日程でご都合のつかない会員にはお詫び申し上げます。参加可能な方にも申し上げます。3年ぶりのリアル面談会議を目指していますので盛り上げましょう。
辻 和希 学会長
皆様
事務局の小田です。来年度の第41回大会ですが、九州大学の皆さんにご尽力いただき、2022年11月3〜5日の日程で開催されることになりました。
どのような形式で開催されるのかについては未定ですが、スケジュールの確保をよろしくお願いします。
41回大会の日程は変更となりました。詳しくは上記をご覧ください
2021年度の日本動物行動学会賞は,以下の3名に決定されました(2021年8月11日運営委員会承認)。
区分(1)動物の行動に関する新たな現象の発見
西海 望 氏
「シマヘビに対するトノサマガエルの防衛戦術:逃避開始の意思決定における合理性の研究」
竹下 文雄 氏
「ハクセンシオマネキのメスによる配偶者選択と関連する社会性の研究」
区分(3) 動物の行動を研究する新たな方法の開発あるいは既存の方法の改良
鈴木 俊貴 氏
「音声信号の「意味」を検証する新規実験パラダイム」
2021年度の日本動物行動学会賞日高賞は,以下の1名に決定されました(2021年8月11日運営委員会承認)。
海野 和男 氏(昆虫写真家)
お知らせ:日本動物行動学会第40回大会において、オンデマンド動画配信による受賞記念講演を予定しております。是非、ご聴講ください。
アクセス方法は以下のとおりです。
(1)毎年、会費納入を確認後、学会から会員のメールアドレスに電子ジャーナルのアクセス方法の案内が送られています。個人情報の関係上、毎年、アクセス方法のご案内を送りますので更新してください。
(2) 案内を紛失してしまった場合には以下にお問い合わせ下さい。
問い合わせ先
(株)土倉事務所内 日本動物行動学会 会員管理担当
(aei04761(at mark)nifty.com、(at mark)を@に置き換えてください)宛に問い合わせて下さい。
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