日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジーの伝統を踏まえつつ、行動生態学、生理学、動物社会学、心理学、遺伝学、進化学、数理生物学など、動物の行動に関するあらゆる分野に開かれた学会です。対象となる「動物」も、虫、鳥、魚や、ヒトを含む哺乳類はもちろんのこと、パソコンにすむ人工生命まで含まれます。 学会大会を年1回開催しています。工夫をこらしたポスター発表を中心に、口頭発表、ビデオ発表、ラウンドテーブル、シンポジウムなどで、活発な討論が繰り広げられています。学会誌(英文学術雑誌)として、『Journal of Ethology』を年3回発行しています。この学会誌は2000年からはSpringer-Verlag社から出版されることになりましたが、編集はこれまで通り学会の編集委員会が行ないます。このほか、会員への通信として『Mailnews』を随時発行しています。 世界のトップレベルの研究を推進していますが、若い会員が多く、動物の行動に興味のある方なら誰でも楽しめる、格式張らない学会です。
日本動物行動学会2025-2026年度会長・運営委員の選挙結果をお知らせします。
選挙方法、開票結果は以下の通りです。
選挙管理委員長:坂井陽一
選挙方法:e投票(株式会社グラント)https://gk.etohyo.com/
投票開始日:2024年7月29日(月)
投票締切日:2024年8月31日(土) 23:59 (JST)
開票日:2024年9月1 日(日)
◆会長選挙結果
有権者数: 359名 投票者数:152名 (投票率 42.34%)
投票総数: 152票 (有効投票数 151票 白票数1票)
1) 中田 兼介 38票 当選
2) 宮竹 貴久 17票 次点
3) 安房田 智司 9票 次々点
(以下省略)
◆運営委員選挙結果
有権者数: 359名 投票者数:158 名 (投票率 44.01%)
投票総数: 1580票 (有効投票数 1318票 白票数 262票)
1) 安房田 智司 54票 当選
2) 辻 和希 49票 当選
3) 相馬 雅代 47票 当選
4) 中田 兼介 46票 (会長当選のため無効)
5) 工藤 慎一 41票 当選
6) 宮竹 貴久 38票 当選
7) 竹垣 毅 32票 当選
8) 西海 望 31票 当選
9) 小汐 千春 30票 当選
10)坂井 陽一 27票 当選
11)松浦 健二 26票 当選(繰り上げ当選)
(以下省略)
日本動物行動学会 第43回大会サイトを開設しました。URLは以下の通りです。
https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/jes2024/
なお、参加申し込み期間は8月24日〜10月25日、発表申し込み期間及び託児所申し込み期間は、8月24日〜9月30日を予定しています。
皆様の参加を心からお待ちしております。
大会実行委員長 藪田慎司
玉川大学農学部の昆虫科学領域では、社会性昆虫を用いた動物行動学、進化生物学、分子生物学、応用昆虫学、天敵昆虫学等の分野で先進的な研究活動を行い、その成果を教育活動に還元できる専任教員〔准教授または講師〕1名を募集しています。2025年4月からの着任の職になります。募集要項を熟読いただき、応募していただければ、幸いです。
JREC-IN:https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D124071681
公募詳細や指定様式などは玉川大学公式HPをご参照ください。
応募締切:令和6年9月20日必着(日本時間)
佐々木 謙(玉川大学農学部)
アクセス方法は以下のとおりです。
(1)毎年、会費納入を確認後、学会から会員のメールアドレスに電子ジャーナルのアクセス方法の案内が送られています。個人情報の関係上、毎年、アクセス方法のご案内を送りますので更新してください。
(2) 案内を紛失してしまった場合には以下にお問い合わせ下さい。
問い合わせ先
(株)土倉事務所内 日本動物行動学会 会員管理担当
(aei04761(at mark)nifty.com、(at mark)を@に置き換えてください)宛に問い合わせて下さい。
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